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帰宅の道中

転載元:実話恐怖体験談 拾段目


先週末 深夜に飲みに出掛けたんだけど、その道中での出来事。
うちの近所は21時も過ぎると、人も歩いてなければ車もほとんど通らないような場所。
タクシーを電話で呼んでも時間が掛かると言われ、仕方なく駅まで歩いて拾う事にした。
駅までは徒歩10分。変質者がいない事を願って歩いていたけど、それどころじゃなくなった。
駅までの間、公園が2つ。その1つ目の公園に差し掛かった時に人影が。ん?っと思ったけど、どうも女の人っぽい。
女ってだけで安心したのもつかの間、様子がおかしい。
私は歩いているので、当然見える角度が違ってくる。街灯に照らされているその女性は濡れているよう。
心拍数あがりまくって、急ぎました。2つ目の公園あたりまできて更に気絶しそうになりました。
だって、さっきの濡れた女が同じように立っていたんです。
恐怖と興味が入り混じって、その女性に少し近づいてみようと試みました。
何気ないふりで近づいてみると、やっぱり・・・ずぶ濡れで・・・
そのまま通り過ぎて、もし何か事情がある人なら可哀想かなぁっと思って
「大丈夫ですか?風邪ひきますよ?」っと声をかけましたが、返答なし。
余計なお世話だったと感じつつ、異様な雰囲気で圧倒されていました。

その日はその話で持ちきりになり、酔いもソコソコで帰りました。
時間は明け方3時。タクシーで自宅までの道中、あの公園。
本当に身の毛が逆立つ思いとはこの事だと思いました。
まだ、濡れた女が立ってたんです。明らかに生きてる人って感じではなかったです。
昼間でも怖くてその道は通りません。
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